浜松駅南口校
浜松市を中心とした県西部エリアの完全個別指導塾~1対1のKATEKYO(小・中・高・既卒生対象)
夏バテ防止の栄養学
2023年08月03日
中高生の脳の重さは約1.2kgから1.4kgと言われています。体重を50kgとしても約40分の1にすぎませんが、消費するエネルギーは体全体の約5分の1になるそうです。これだけ見ても、脳がいかにエネルギーを必要とするかが分かり、そのエネルギーを供給する手段としての食事の重要性がうかがえます。
☆夏バテ防止のマメ知識…、少し意識したい『栄養学』
🔲 脳を活性化させるエネルギー源・・・ブドウ糖
脳が活発に働くために必要なエネルギー源はブドウ糖で、これはご飯やパンなどの主食をしっかり取ることで供給できます。3食しっかり食べる習慣がついていれば、生活のリズムを整える事にもなり、体調維持にも役立ちます。砂糖は即効性のあるエネルギー源です。とりすぎには注意が必要ですが、朝一杯の紅茶やコーヒーには、スプーン一杯のグラニュー糖を入れるとよいでしょう。
🔲 記憶力アップに・・・DHAやリン脂質
脳は半分以上が脂質でできています。したがってこれを摂取する事は記憶力の向上に役立ちます。最近よく耳にする魚の油DHAや大豆に多く含まれるレシチンなどが有効に働きます。
🔲 脳の情報伝達機能を向上させる・・・アミノ酸
アミノ酸は最近いろいろなメディアで登場する言葉になりましたが、脳の働きを調節する因子となる神経伝達物質は、たんぱく質(アミノ酸)が原料となります。例えば記憶に関与するアセチルコリンなどは食事で補給しなくてはなりません。良質なたんぱく質を含むものは鶏肉・肉・魚・牛乳などです。
◎ブドウ糖をエネルギーに変え、アミノ酸を神経伝達物質に合成する・・・ビタミンB群
レバー・魚介類・肉・牛乳・大豆・穀物の胚芽部分などに多く含まれます。
猛暑で心が折れそうになったら、『夏を制する者は受験を制す』という
言葉を思い出し、1日1日を大切に過ごし、悔いのない夏休みにしましょう!
~~~今日勝て、カテキヨー!~~~