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硬貨
2019年05月24日
元号が令和になって5日ほど経った昼間。財布の中にきれいな500円玉。見ると平成31年!!
平成31年は4ヶ月しかなかったし、かなりきれいな500円玉だから使わないでとっておこう!こんなふうに思ったのに、財布から出しておかなかったため、結局、気がついた時には使っていました(笑)
造幣局が毎年、1円から500円玉の6種類、合計666円分のコインをセットにして発売しており、これをミントセットというそうです。
ただ、平成31年のミントセットは、もう手に入らないためネット上ではかなりの高値で取引されているとか。。。
平成31年は4ヶ月しかなかったし、きっと発行枚数が少なく希少価値があるのでは?などと考えたときに 昭和64年のことを思い出しました。
私がまだ高校生だったとき。昭和天皇が崩御され、昭和から平成に。そう。昭和64年は1月7日までの7日しかなかったので、これはかなりの希少価値が??と思い、造幣局が毎年発表している発行枚数を調べてみると500円玉は確かに前年よりかなり少ない1600万枚。しかし、取引価格は1枚550円くらいなんです!これは、昭和64年の500円玉は実際は3月末まで製造されていて、ある程度発行枚数が多かったためです。それよりもむしろ500円玉に関しては昭和62年の発行枚数が277.5万枚と、昭和64年と比べ約6分の1ほどなので、取引価格も1400円以上だそうです。発行枚数が影響するんです。
ちなみに、平成23年から25年の「1円玉」は、1枚400円以上で取引されており、実に「400倍以上」です。
これも、発行枚数がかなり少なかったためです。
身近な硬貨にも、いろいろと面白いことがたくさんあります。通称、ギザ10。フデ5!!
皆さんのお財布や、自宅にも、「お宝」が眠っているかもしれませんよ!!
浜松事務局所属 ちょっこし コインマニア