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数学を勉強する意味は?
2019年12月20日
問題:ある商品が定価の3割引きで売っていましたが、売り値を5%値上げしたところ、
定価より530円安い値段になりました。この商品の定価はいくらですか?
これは中学受験の入試問題です。算数の知識で図を書いて解説するとなると少し頭を使います。数学の知識が使えると解説も楽なのですが…。
5%の値上げが売り値の3.5%に等しい 70:100 = 3.5:5
⇒530円は定価の26.5% 100-73.5=26.5
⇒1%が20円 530÷26.5=20
⇒定価は2000円 20×100
数学を勉強する目的は論理的思考力をつけるためだと言われています。社会に出て問題に直面したときに、その問題を解決する過程が、数学の問題を考えて解く過程と同じだからだそうです。
①問題がおこる =問題が現れる
②状況を整理する=問題文を読む
③解決策を考える=式を作る
④解決策を試す =計算する
⑤問題が解決する=正しい答えが求まる
問題の解決策が1つとは限らないように、数学の解き方も1つとは限りません。解答を鵜呑みにせず、時にはじっくり考えて問題を解いてみるのも良いのではないでしょうか!!
2019年も残すところあと2週間余りとなりました。12月は師走と表します。師走の由来は諸説あるようですが、私は「受験に向けての追い込みで、家庭教師が最も忙しない月」と解釈しています。受験生の皆さん!!体調に気を付けながら、自分と家庭教師の先生の力を信じて最後まで闘いましょう!!
浜松事務局:共闘先生