受験のシーズンが近づいてくると気になってくるのはカレンダーですね。
受験生なら「試験本番まであと◯◯日」と逆算しながら受験勉強を進めていることでしょう。
さて、そのカレンダーですが、どうして1年は12か月あるのか考えたことがありますか?
これはもともと月を基準とした太陰暦によります。月は満ち欠けをしますが、新月から満月、
そして満月から新月に戻るのに約30日かかります。むかしの人はこの周期を利用して暦を
作りました。1年は約365日ですので、その間に月は12回満ち欠けを繰り返します。
それで1年は12か月となったのです。でも30日を12回繰り返すと360日となって5日足りません。
それを調整する目的で大の月と小の月があるのです。
しかしこれでも調整しきれていません。1年の正確な日数は365.2422日なので365日より
0.2422日多いのです。それを調整するために4年に1度「うるう年」が設けられました。
西暦で4で割れる年が「うるう年」です。0.2422日の4倍で0.9688日を1日と換算して
1日増やし暦とのズレを小さくしています。でも今度はこよみの方が多い日数になってしまいますね。
そこで西暦で100で割れる年は「うるう日」を無くしますが、400で割れる年はそのまま
「うるう日」を設けるようにしました。このようにして実際の1年の日数とこよみの日数を調整しています。
ちなみに「うるう秒」というものがありますが、これは地球の自転の誤差を補正しているものなので、
「うるう年」と「うるう秒」に直接の関係はありません。
静岡事務局 教師M
KATEKYOのマンツーマン指導は完全個別指導です。先生1人が生徒1人につきっきりで教えます。個別だからこそきめ細かな指導ができます。まずはお気軽に無料体験指導、無料教育相談をご利用ください。