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IQだけでは測れない!これからの社会で活躍する「頭がいい人」とは

2023年07月19日

皆さんは、「頭がいい人」と聞いてどんな人を思い浮かべますか?“頭の回転が速い人”、“暗記力に優れている人”、“知識が豊富な人”など、「頭がいい」にはさまざまな側面があると思います。その一つの例としてよく挙げられるのが「IQの高さ」です。では、「IQが高い」とはどのようなことなのでしょうか?今回は、“IQとは何を表すものなのか”をご紹介しつつ、“IQが高いと本当に頭がいいのか”や、AI(人工知能)が益々活躍していくこれからの社会で、必要とされる「頭がいい人」とはどのような人なのかを探っていきたいと思います。

IQとは?

知能指数(IQ)とは、知能のいくつかの側面を測定する検査の結果を表す数値のことを指します。IQを測る知能検査は、1905年に心理学者のアルフレッド・ビネが開発しました。知能検査は、本来、人より苦手な分野があったり、勉強の進みが遅い分野があったりした場合に、その子の特性を把握し、子どもに合った必要な支援のヒントにすることを目的として作られました。

 

そもそも知能とは何か?ということにはいろいろな考え方がありますが、知識量や読み書き、計算の力だけではなく、記憶や問題解決、見たり聞いたりする力など、幅広い能力の集合だといわれています。

 

知能検査によって測られる知能指数(IQ:Intelligence Quotient)は、全般的な「頭の良さ」を示すものではなく、あくまで知能の一つの側面を示す数値で、用いる検査によって表しているIQの意味あいが変わってきます。また、子どもたちの知能検査でよく使われる偏差知能指数は、同年齢の中での平均値が統計処理で出され、平均に当たる数値が100、約7割の人がプラスマイナス15の間に収まるようになっています。一般的には75以下が「知的障害」とされていますが、知能検査の結果は、あくまで知能の一側面のため、診断などに際しては、合わせて日常生活や社会生活への適応の度合い(適応機能)も併せて検討されます。

 

また、IQは恒常的なものではなく、さまざまな要因で変動するものです。たとえば、知能検査と同じような課題を日ごろから訓練しておけば、当然その成績は上がります。つまり、IQや学歴は、頭の良し悪しや、人の総合的な能力を正しく反映するものではない、ということになります。

これからの社会で活躍する「頭がいい人」とは? 

地球環境の変化やウイルスによるパンデミック、世界的なエネルギー不足、AIの台頭など、今後も、私たちを取り巻く世界情勢は激しく変動してくことが予想されます。そのような状況下では、今までの日本の教育方法のままでは生き残れないといわれています。学歴至上の時代は終わり、どこの大学を出たかということより、誰から何を学び、実際に何ができるかが評価される時代に移りつつあるのです。

 

未来には現時点では誰も想像できないようなことが起こるかもしれません。そのような社会では、現実の状況を的確に把握して課題解決ができる人が求められます。

 

知能検査のような知能の一部の側面を評価する数値に捉われず、未知の課題に直面したときに、誰かのマネをするのではなく、自分の力で課題を解決できる解決力と、柔軟な適応能力を持つ人こそが、「頭がいい人」として評価される時代がきつつあるといえるでしょう。

 

日常生活の中でも、ひとつの側面だけを見て判断するのではなく、さまざまな角度から考察するように意識づけをしていくと、普段の勉強にも役立つかもしれません。

 

参考/NHK「チコちゃんに叱られる!」、DIAMONDonline

 

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