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【職業紹介シリーズ】データサイエンティストの仕事内容とその魅力

2024年05月15日

 

ビジネスやテクノロジーの世界で注目を集める「データサイエンティスト」。最近では、AIの躍進によりデータの重要性がますます高まっています。この記事では、データサイエンティストが果たす役割や必要なスキルについて解説します。データを分析し、ビジネスに役立つような情報を引き出す仕事に興味がある人は、ぜひ読んでみてください。

 

データサイエンティストってどんな仕事?

データサイエンティストは、情報科学理論や統計学を駆使し、膨大なデータを分析して価値ある情報を見出す専門家です。ビジネス課題に対する洞察や予測を行い、それをビジネス上の意思決定に活用します。さまざまな業界で重宝され、データを活用した意思決定やビジネス戦略の立案に欠かせない存在です。

 

データサイエンティストの仕事は、おもにデータの収集から始まり、仮説考察、データ分析、仮説の検証、解析結果をレポーティングといった流れで進めていきます。Webをクローリング(※1)したり、アンケートや市場調査などを行ったりとデータを収集し、分析・可視化して洞察を得ることがとても重要です。さらに、機械学習モデルを構築して予測を行ったり、ビジネスチームと連携しながら分析結果を解釈し、ビジネス上の課題解決に貢献します。データを通じてビジネス価値を最大化するためには、継続的なディスカッションや綿密な調査が欠かせない職業といえるでしょう。

 

※1クローリングとは…Web上でさまざまなサイトを巡回し、情報を保存・複製することをいう。

 

データサイエンティストの魅力と大変さ

 

データサイエンティストはデータの魔術師とも呼ばれ、ビジネスにおける重要な役割を果たしています。一方で、データの解釈や分析には高度なスキルと専門知識が必要であり、ときには複雑な課題に直面することもあるようです。

この職業の魅力と大変さについてみていきましょう。

データサイエンティストの魅力

データから見出す新しい洞察

データサイエンティストは、膨大なデータから価値のある情報を引き出すのがもっとも重要な仕事です。ビジネスにおいて価値のある情報やこれから流行するかもしれないコンテンツを発見し、その知見を元に革新的なアイデアや戦略を生み出しています。

 

多岐にわたる応用分野

データサイエンティストの仕事は多岐にわたります。アパレルや金融、IT、広告、ヘルスケアなど、さまざまな分野でデータを活用して新商品の開発や売上アップに貢献しています。データサイエンティスト自体は近年注目されてきた比較的新しい職業ということもあり、どの業界においても今後の活躍としておおいに期待されている職業です。そのため、自分の興味や専門知識を活かして様々な分野で活躍できる魅力があります。

 

革新的な技術の活用

データサイエンティストは、常に最新の技術やツールを駆使してデータ分析に取り組みます。機械学習、人工知能、データマイニングなどの革新的な技術を使いこなし、未知の領域に挑戦することができます。

データサイエンティストの魅力は、データから新たな洞察を得る喜びや、多様な分野での応用可能性、そして革新的な技術の活用による挑戦があることが挙げられます。

 

データサイエンティストの大変さ

技術の急速な進化と追いつきづらさ

データサイエンスやAI技術は急速に進化しており、新しいツールやアルゴリズムが続々と登場します。そのため、データサイエンティストは常に最新の技術やトレンドに追いつく必要があります。この迅速な変化に対応するためには、継続的な学習とスキルのアップデートが欠かせません。

 

AIによる仕事の自動化への不安

近年注目を浴びている『AI』の発展。どの仕事においても、今後一部の業務はAIによって自動化される可能性があるといいます。特に、大量のデータを処理し、パターンやトレンドを抽出する作業はAIに適しています。このため、データサイエンティストも例外ではなく、自身の仕事がAIに取って代わられるのではないかと不安を抱く方も少なくありません。しかし、AIによる自動化はあくまで人間の補助ツールであり、人間の洞察力や経験が必要不可欠です。そのため、データサイエンティストはAIと協調し、人間の強みを活かしたデータ分析に取り組むスキルが求められることでしょう。

 

 

データサイエンティストにとっての大変さは、技術の急速な進化に追いつく必要性と、AIによる自動化への不安が挙げられます。しかし、この進化と共存することで、より効率的で高度なデータ分析が可能となり、新たなチャンスや可能性が開かれることが期待されます。

 

 

データサイエンティストになるために必要なこととは?

データサイエンティストになるためには、以下のようなスキルや知識が必要です。

 

数学・統計の知識

データ分析には数学や統計学の知識が不可欠です。特に、確率論や統計モデリング、回帰分析などの基礎的な概念を理解することが重要です。また、プログラミング言語(例:RやPython)を使って数学や統計の理論を実装する能力も求められます。

 

データベース関連の知識

データサイエンティストは大量のデータを扱うため、データベースの知識が必要です。SQLの基本操作やデータベース設計、ビッグデータ処理技術などを理解しておきましょう。また、NoSQLデータベースやデータレイクなどの新しいデータストレージ技術にも精通しておくと有益です。

 

AI・機械学習の知識

データサイエンスにおいては、AIや機械学習の知識が必須です。機械学習アルゴリズムの理解や実装能力、Pythonなどのプログラミング言語のスキルが求められます。また、ディープラーニングやニューラルネットワークなどの高度な技術にも精通しておくとよいでしょう。

 

業務知識・分析対象の知見

データ分析は単なる数値の集合ではなく、実際のビジネスや産業分野に関する知識が不可欠です。分析対象のドメイン知識やビジネス理解が深いほど、分析結果の洞察力や実装能力が向上します。

 

これらのスキルや知識を身につけるためには、大学の数学・統計学のコースやオンライン教育プラットフォームでのコース受講、実務経験を積むことが有効です。また、データサイエンスに関連する資格試験や検定を取得することもキャリアの構築に役立ちます。データサイエンティストになるための道は難しいかもしれませんが、継続的な努力と学習によって実現が可能となるのです。

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