KATEKYO知恵袋
勉強嫌い克服!【脳タイプ別】勉強が楽しくなる最強の学習方法
2025年04月02日
「勉強がつまらない…」「勉強なんて嫌いだ!」そう思っているお子さん、もしかしたら少なくないかもしれません。学校の授業、塾の宿題、テスト勉強…と、毎日やること盛りだくさんで、うんざりしている子もいるでしょう。でも、ちょっと待ってください!
勉強が嫌いなのは、もしかしたら「やり方」がお子さんに合っていないだけかもしれません。書いたり読んだりするのが好きな子もいれば、体を動かすのが好きな子もいるように、脳にも得意なこと、苦手なことがあります。脳のタイプに合わせた勉強法を知れば、今まで苦痛だった勉強が、まるでゲームのように楽しくなるかもしれません。
このコラムでは、お子さんの脳タイプを診断し、タイプ別に最適な勉強法をご紹介します。
「勉強嫌い」を克服して、お子さんの隠れた才能を開花させましょう!
脳は人によって発達の度合いやタイプが違い、個性があります。子どもの脳はものすごいスピードで成長していきます。その成長を促すためには、脳の個性に合わせた勉強法を取り入れることが、学習効果を最大化する鍵となります。
小学生のうちに主に発達していくのは、下記の4つです。この4つが活発に働き出すことで、ほかの「思考系」「感情系」「理解系」「記憶系」も発達していきます。
- 視覚優位型:ものを観察することが好きで目で見て学ぶことが得意
- 聴覚優位型:話を聞くことが好きで耳で聞いて学ぶことが得意
- 運動感覚優位型:体を動かすことが好きで工作などものづくりが得意
- 伝達系優位型:おしゃべりが好きでコミュニケーション能力に長けている
教科書を一度見るという予習を!図版や写真の活用も
- 図やグラフを多用する
- 色やイラストを活用する
- 整理整頓された環境で勉強する
視覚優位型の脳を持つ子は、目で得た情報について理解が早いのが特徴です。得意なのは、形が明確な漢字や算数の図形、社会の地図、そして計算問題などです。
勉強を始める前に、好きな絵本や図鑑を見ることで脳の視覚系を刺激するとスムーズに勉強に取り組めます。他方で、音を聞いただけで授業内容を記憶に残すことが得意ではないため、新しい単元を学習する際は、学校の授業を受ける前に「教科書を一度見ておく」予習をすると、何も準備しないでいきなり先生の話を聞くのとでは、理解度が違います。さらに、教科書を見るだけでなくしっかりと声に出して読む「音読」を行うことで、視覚系と聴覚系の両方が活性化します。
学校の授業に全集中!勉強前に好きな音楽を聞いてみて
- 音読や朗読をする
- 音楽を聴きながら勉強する
- 声に出して説明。ディスカッションする
聴覚優位型の脳を持つ子は、聞いたことがしっかりと頭の中に残ります。授業中、先生が話したことを聞くだけで覚えてしまうタイプです。
勉強前に好きな音楽を聞くなどして聴覚系を刺激すると、スイッチが入ります。聞くことで、脳内の海馬を中心とする記憶系が働くので、聞けば聞くほど記憶に残ります。聴覚系と記憶系は結びつきが強いので、声に出して暗記することも得意です。ですから、授業に全集中!聞いたことが記憶に残っているので、帰宅したらすぐに練習問題を繰り返すことで、記憶がより定着します。授業でわからないことがあったら、先生に質問して説明してもらいましょう。また、自分で声に出して読むことで、自分の耳から内容を理解することもできます。保護者の方は折をみて声に出して教えてあげてください。
勉強前に体を動かそう!歩きながらの勉強もOK
- 体を動かしながら勉強する
- とにかく実験!手を動かす
- 休憩中に軽い運動をする
- 集中力が途切れたら場所を変える
運動感覚優位型の脳を持つ子は、体を動かす能力が発達しています。その長所を勉強法で活かすには、机に向かうことを強要せずに、立ったまま、あるいは歩きながら本を読むなどしたほうがいいのです。座学より体を動かしながらのほうが、頭に入っていきます。
座学をする場合には、その前に散歩をしたりモモ上げをしたりするなど、体を動かして運動神経を刺激してから勉強すると、脳が働きます。計算や漢字練習など、なるべく手を動かして書くことを心がける勉強法ですと、脳に入っていきます。また、競争心が強く「1番になりたい」という子が多いので、たとえばドリルをやるなら簡単なものから始めて「できた!」という成功体験をさせ、次第に難度を上げるようにすれば、高いモチベーションで取り組めるでしょう。
勉強前にちょっとおしゃべり!勉強したことを親に説明してみよう
- 勉強した内容を誰かに伝えられるようにまとめてみる
- 算数や理科は手順を声に出す
- 国語は会話文の多い物語をたくさん読み、あらすじや感想を説明してみる
- 英語はとにかく会話すると聞く力も身に付く
伝達系優位型の脳を持つ子は、自分が話すことで記憶や理解を深めていきます。そのため、話すことを取り入れた勉強法が大事です。黙って座学をするのは苦痛に感じるので、ディスカッションしたり、質問に答えたりする勉強法が適しています。自分で疑問に思ったことを調べたうえで、それを話しながら学ぶのが大切です。
勉強を始める前に、学校の様子などの話をさせると、伝達系が刺激されます。日常的に家族で身近なテーマについて話し合ったり、学校で習ったことを説明してもらうなど、言語化して伝えることを習慣にしていくと、思考力、理解力、記憶力も刺激され向上します。さらに、好奇心が揺さぶられることで、感情も豊かになっていきます。塾へ行く場合は個別学習の塾がおすすめです。先生と対話形式で勉強すると学びが深まります。
- 脳タイプだけでなく、子どもの興味関心や個性を大切に!
- 一つの勉強法に固執せず、色々な方法を試してみる
- 子どもとよく話し合い、最適な方法を見つける
- 小さなことでも、できたことを褒めて子どもに自信を持たせる
子どもの脳タイプに合った勉強法を見つけることは、子ども自身の成長を大きく促します。ぜひ、この記事を参考に、お子さんに合った最高の勉強法を見つけてあげてください。
参考:プレジデントFamily