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小中学生の7割が「ネッ友」と交流!トラブル回避に大切な4つのこと

2025年05月07日

最近、子どもが「ネッ友」という言葉を口にすることが増えて、ちょっと気になっている保護者の方もいらっしゃるかもしれません。「ネッ友」とは、インターネットを通じて知り合ったネット友達のこと。スマホやゲームを通じて、子どもたちの人間関係も、私たち親世代とはずいぶん変わってきているようです。そこで今回は、子どもたちにネッ友が増えている理由や、メリットとデメリット。また、ネッ友との交流で気を付けたいことなどをご紹介します。

小学生の約65%、中学生の約80%に「ネッ友」あり

ニフティが運営する子供向けサイト「ニフティキッズ」が2024年8月に実施したアンケート調査によると、小中学生の約7割が「ネッ友」がいると回答しています。

 

ネッ友がいると答えたのは全体の69.6%で、知り合った場所は「ゲーム」が一番多く、続いて「LINEのオープンチャット」、「TikTok」や「X」などのSNSが続きます。「ネッ友がいる人」のうち、会話やDMなどで個別に連絡を取るネッ友がいる人は小学生で64.8%、中学生では79.8%と年齢が上がるにつれて割合が増えます。一方で、実際に会ったことがある人は小中学生ともに10%台でした。また、ネッ友と実際の友だちで居心地の良さを比べると、中学生では「素の自分が出せる」「趣味が合う」などの理由で「ネッ友」の方が居心地がいいと考えている人が多いようです。

ネッ友が増えている理由

ネッ友が増加している理由として、子どもたちのスマホ所有率の増加やコミュニケーション手段の変化があります。

 

2024年11月にモバイル社会研究所が実施した「親と子に関する調査」では、小学校高学年で52%、中学生で87%の子どもがスマホを所有していると回答。10代の子どもたちの多くがインターネットに日常的にアクセスし、SNSやオンラインゲーム、動画配信サイトなどさまざまなツールを使い、オンラインでコミュニケーションを取ることが当たり前になっています。また、コロナ禍による外出自粛によってリアルな場での交流が減少したことで、オンラインでの繋がりを求める傾向が強くなり、オンラインでの繋がりも重要な人間関係として認識されるようになったことも影響しているようです。

リア友より話しやすい?ネッ友の魅力とメリット

◆趣味や価値観が合う人と繋がれる: 

・学校という限られた空間だけでなく、自分の好きなこと、興味のあることで共通の趣味を持つ人と繋がることができる

 

◆悩みを相談しやすい: 

・直接は話しにくい悩みや本音も、ネットなら気軽に話しやすい

・同じような悩みを持つ人と共感しあうことで、心が軽くなることも……

 

◆多様な価値観に触れられる: 

・いろんな考え方を持つ人と話すことで、自然とコミュニケーションの練習になる

 

◆気軽に自己表現ができる: 

・オンラインでは、リアルな場よりも気軽に自己表現ができる

・自分の考えや気持ちを共有することで、自己肯定感が高まり自信に繋がる場合がある

本当に信じていいの?ネッ友のリスクとデメリット

顔が見えない分、気軽に人と繋がれて本音を話やすいネッ友は、良いことづくめの関係にもみえますが、そこには素性の隠せるネット上だからこそのリスクがあります。

 

相手の素性が分からない: 

・ネット上では簡単に年齢や性別などを偽ることができるため、相手の情報を鵜吞みにしない

 

個人情報流出のリスク: 

・人に知られたくない悩みや、住所、写真などの個人情報を気軽に送信してしまうと、悪用されたり、拡散されたりするリスクがある

・ネット上での出会いから、事件やトラブルに巻き込まれる可能性がある

 

◆ネットいじめや誹謗中傷のリスク: 

・匿名性が高いネット上では、いじめや誹謗中傷が起こりやすい傾向があるため、言葉遣いや発言に注意する必要がある

 

依存やトラブルのリスク: 

・オンラインでのコミュニケーションに依存し、現実の生活や友人関係に支障をきたす可能性がある

親子で考えよう!ネットとの向き合い方

子どもがネットトラブルに巻き込まれたり、知らず知らずのうちにいじめなどの犯罪加害者にならないために、できれば子どもがSNSを使用する前に、ネット利用時のルールやマナー、注意点について親子でよく話し合いましょう。

 

個人情報を公開しない:

・SNSのプロフィールや投稿内容に、顔や自宅がわかるような写真、氏名、住所、電話番号、学校名などの個人情報を公開しないように、事前に子どもと話し合った上で、保護者がチェックする

 

ネットいじめや誹謗中傷に注意する: 

・発言や写真はネット上に残ること、相手を傷つけない発言をすることを子どもに伝える

 

フィルタリング機能やペアレンタルコントロールを活用する: 

・有害な情報やサイトへのアクセスを制限するために、フィルタリング機能やペアレンタルコントロールを活用する

 

ネッ友と実際に会う場合は、必ず保護者に許可を得るルールを作る: 

・ネッ友と実際に会う場合は、必ず保護者に許可を得るルールにする

・会う場所や時間帯、同行者など、安全対策をしっかりと行う

 

◆困った時に保護者に相談しやすい雰囲気をつくる: 

・ネットのトラブルに限らず、日頃から子どもの話を聞いてあげるように意識して「いつでも相談に乗るよ」「いつでも味方だよ」と子どもに伝える

  

 

「ネッ友」との付き合い方は子どもにとって大きな課題です。子どもが理解できるように親子でよく話し合って、安全に楽しくネットと付き合っていけるようにサポートしていきましょう。

 

参考情報:ニフティキッズ、モバイル社会研究所

 

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