KATEKYO静岡

0120-00-1111

新静岡駅前校 054-272-6622 浜松駅南口校 053-454-4488 藤枝駅前校 054-646-0011 焼津校 054-625-8778
  • 0120-00-1111

[受付時間] 月~金 10時~20時、土 13時~18時

KATEKYO知恵袋

【高校生向け】修復師になるには?名画を蘇らせる仕事

2026年10月21日

国宝の絵画や寺社の彫刻、古い書物。こうした何百年も前の宝物を傷んだ状態から本来の姿に近づけるのが修復師です。「古いものが好き」「手先を使うものづくりが好き」という人にぴったりの職業です。この記事では、修復師の仕事内容、将来性、なるための道のり、高校生のあなたが今からできることを解説します。

 

修復師とは?仕事内容をわかりやすく解説

修復師とは、絵画や美術品、歴史的な建造物などを元の状態に近づけるために修復する専門家です。ただ直すだけでなく、「その作品が生まれた背景と当時の姿」を大切にしながら作業を進めるのが特徴です。

 

具体的には、絵画の剝がれた絵の具を補ったり、キャンバスの裏に補強材を入れて強度を高めたりします。修復を始める前には、材質や損傷の原因を細かく調べます。そのうえで、残っている部分となじむように仕上げていきます。

 

修復は、同じ作品でもひとつとして同じ作業がないほど繊細な仕事です。作業前には工房の清掃や道具の準備、作業記録や報告書の作成も行います。

 

 

修復師の将来性と今注目されている理由

修復師は、文化財を未来へ残すために欠かせない仕事です。日本には国宝や重要文化財が数多くあり、それらを守り伝える人材は今も必要とされています。

 

また、修復師の給料は決して低くありません。厚生労働省の職業情報で「学芸員」を参考にした場合、平均年収は約580万円とされており、一般的な会社員の平均年収約408万円を上回っています(※)。ただし、絵画や美術工芸品など分野によって年収にはばらつきがあるため、働く分野や場所によって違いがあることも知っておくと安心です。

※厚生労働省 job tag「学芸員」の職業情報 参考

 

 

修復師になるには?必要な資格・進路

修復家になるために必須の資格はありません。ただし、修復技術は独学で身につくものではないため、専門学校や大学・大学院にて美術品の修復に必要な知識と技術を学んでから修復の現場に入ることを目指しましょう。

おすすめの進路

修復家になるために、必須の国家資格はありません。一般的には、美術系の大学や大学院で美術史や保存修復、絵画などを学ぶ道があります。美術修復や文化財保存を実践的に学べる専門学校もあるので、まずは学校に通い基礎知識を学びましょう。その後は、専門の修復会社や研究所、財団法人などに就職したり、海外に留学し実践的に修復技術の経験を積むルートもあります。修復は職人の技を受け継ぐ仕事なので、学校で基礎を学んだあとも現場での修業がとても大切になります。

 

 

高校生のうちにやるべきこと

美術:観察力と手の器用さを磨く

作品の色や形を正確に見る観察力が修復では欠かせません。美術の授業では、デッサンや色の混ぜ方を大切にしましょう。細かい作業に慣れることも、将来の大きな武器になります。

 

理科(化学):絵の具や素材の性質を知る

修復には、絵の具の成分や素材の性質を理解することが必要です。高校化学で学ぶ物質の性質や化学反応は、将来的に修復師の仕事でも活かせるかもしれません。

 

社会・歴史:作品の背景を理解する

修復する作品は、いつ、どこで、どのような人が作ったものなのかを知ることが大切です。日本史や世界史で文化や時代背景をしっかり学んでおきましょう。

 

国語・英語:調べて伝える力

修復師の仕事は美術品を直すことだけでなく、作業記録や報告書といった文章をまとめる力が求められます。また、海外の文献や美術品の情報を読むためにも、英語力を身につけておくといいですね。

 

実践:美術館や博物館に足を運ぶ

実際の文化財を見ることは何よりの勉強です。実際に展示会に訪れて作品の解説を読み、「どうやって作られたのか」「どのように守られてきたのか」を自身で考えてみましょう。

 

 

修復師に向いている人の特徴
  • 細かい作業に集中して取り組める人
  • 古いものや歴史に興味がある人
  • 手先を使うものづくりが好きな人
  • 色や形の違いに気づける人
  • コツコツと長く続けられる人
  • 作品を大切に扱う丁寧さがある人

 

 

よくある質問(Q&A)

Q.絵を描くのが苦手でも修復師になれますか?

A.修復師は作品を描く仕事ではなく、傷んだ作品を元に近づける仕事です。絵の上手さより、観察力や丁寧な作業ができることの方が大切です。

 

Q.修復師になるには理系と文系のどちらに進むべきですか?

A.絵の具や素材の知識には理系の知識が役立ちます。一方で、作品の歴史や背景を理解するには文系の学びも欠かせません。両方をバランスよく学べると、将来の選択肢が広がります。

 

Q.修復家になるまでにどのくらい時間がかかりますか?

A.大学や専門学校で基礎を学ぶ期間に加えて、就職後も先輩のもとで経験を積む期間が必要です。一人前として任される仕事の範囲は人によって違うため、一概に何年とは言えません。学校での学びと現場での修業の両方を通して、少しずつ技術を身につけていきましょう。

 

 

まとめ:修復師を目指すあなたへ

修復師は、人類が残してきた宝物を未来につなぐ、とても意義のある仕事です。修復までに時間はかかりますが、あなたが手掛けた歴史ある作品が再現されたときの達成感は大きなものです。

高校生の今からできることは、美術の観察力を磨くこと、理科や社会の基礎をしっかり学ぶこと、そして身近な文化財に目を向けることです。進路や勉強方法で迷ったときは、学習塾のキャリア相談も活用してください。あなたの目標に合わせた学習プランをご提案できます。

 

お問い合わせ・ご相談はこちら

進路や勉強方法についてのご相談は、お気軽に当塾までお問い合わせください。一人ひとりの目標に合わせた学習プランをご提案いたします。

イメージ

KATEKYOのマンツーマン指導は完全個別指導です。先生1人が生徒1人につきっきりで教えます。個別だからこそきめ細かな指導ができます。まずはお気軽に無料体験指導、無料教育相談をご利用ください。

KATEKYOは静岡県内に4教室