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【職業紹介シリーズ】建造物のスペシャリスト!建築士の仕事とは?

2022年12月07日

憧れのマイホーム、最先端の技術が駆使された公共施設、人々の目に留まるようなランドマークなど、それらはすべて緻密に計算された構造と設計者のアイデアで形作られています。

 

そんな魅力あふれる建造物を手掛けるのが『建築士』の仕事。

具体的にどういった仕事をしているのか、建築士の魅力や必要な資格についてご紹介していきます。

 

 

建築士ってどんな仕事?

 

 

建築士とは、住宅やビル、学校や病院などの公共施設を、その用途に応じて設計し、建築現場にて作業員への指揮・監督を行うのがおもな仕事です。

設計事務所もしくは建設会社の設計部門に勤める場合が多く、工程としては設計図面を作成後、現場での指揮監督を行い建築物の完成までを手掛けています。

 

まずは、クライアントの要望に沿って平面図、立面図、断面図といった設計図面を作成し、建築資材の選定やインテリアの提案なども行います。

建設工事が始まると、次に建築士は建築現場での工事監理を行います。図面通りに建築が進められているか、品質チェックやスケジュールの管理など、建物が無事に完成しクライアントに引き渡すまでが建築士の仕事となります。

 

 

建築士の魅力と大変さ

 

 

では、そんな建築士の仕事ですが具体的にどんな魅力があるのでしょうか。

 

 

建築士の魅力

 

 

設計したものが10年、100年先もカタチとして残る

建築士としての最大の魅力といえば『長く、カタチに残る』といった点ではないでしょうか。現在では、公共の建築物に限らず住宅に関しても、最新の技術により50年、100年先の住まいとその家族の生活を支えています。

建築士は、クライアントの笑顔につながるだけでなく、人々の暮らしや社会に対しても貢献することのできるやりがいたっぷりの仕事です。

 

独自のオリジナリティーが求められることも

プロの建築士として活躍していくうちに、「アナタに家を建てて欲しい」「ぜひ、このプロジェクトに加わって建物をデザインして欲しい」と依頼がくることもあることでしょう。

経験と実績を積み重ねていくことで、ほかには見ない独創性と創造性が評価されていき、街のさまざまなところであなたの建築物を目にする日がくるかもしれません。

 

そんな強くやりがいを感じられる建築士の仕事ですが、一方で「建築士は大変」と感じてしまうこともあるようです。

 

 

建築士の大変さ

 

 

暮らしに欠かせない分、責任が大きく伴う

建物は人々の生活において欠かせません。デザイン性を損なわず、機能性に優れ、尚かつ『安全』であるものを建てる必要があります。

 

災害大国ともいえる日本では、地震に限らず台風や洪水など、さまざまな自然災害からも人々を守らなければなりません。

そのため建物に関しても、入念な構造計算や地盤調査を行い、建築中は現場におもむき状態の確認や品質をチェックなど、安心安全で高品質なものを提供する責務があります。

 

建築士は、弁護士や医師と同じ、高度な専門性をもつ士業(しぎょう)に属します。国家資格である建築士は、それだけ責任も重く伸し掛かる仕事だということがわかりますね。

 

では実際に、建築士を目指すためにはなにが必要となるのでしょうか。

 

 

建築士になるために必要なこととは?

 

 

建築士になるためには、国家資格である建築士の資格を取得しなければなりません。

建築士の資格はおもに、二級建築士、一級建築士、木造建築士の3つに分類されており、建築物の規模や用途に応じて、取得する資格が異なります。

どの資格も大学・短大・専門学校など、国土交通省が指定する建築科目を履修し、卒業することで建築士の受験資格を得ることができます。

 

また従来は「必要に応じた実務経験を満たしておくこと」が条件として含まれておりましたが、令和2年の法改正により「合格前後の通算年数を満たせば登録することが可能」となりました。建築士の資格取得を目指す方は、国土交通省のホームページより、最新の情報をチェックしておくとよいでしょう。

 

それぞれの試験内容は以下の通りです。

・一級建築士…四肢択一(学科Ⅰ~Ⅴ) + 設計製図

・二級建築士…五肢択一(学科Ⅰ~Ⅳ) + 設計製図

・木造建築士…五肢択一(学科Ⅰ~Ⅳ) + 設計製図

一級建築士を受験する場合、Ⅰ~Ⅴの各学科を四肢択一で解答し、公共施設を中心とした設計製図が出題されます。二級建築士と木造建築士に関しては、Ⅰ〜Ⅳの各学科を五肢択一で解答、その後は住宅を中心とした設計製図の製図試験となります。

 

次に、それぞれの資格の合格率についてみていきましょう。

 

【最新の建築士資格の合格率】

・木造建築士…33%(令和3年)

・二級建築士…42.8%(令和4年)

・一級建築士…21.0%(令和4年)

 

もっとも合格率が高いのは『二級建築士』。一方で、合格率が低いのは『一級建築士』といった結果となっています。いずれも高めの難易度となっておりますが、二級建築士と木造建築士に関しては、大学・短大・専門学校にて履修科目をしっかり学ぶことで卒業と同時に資格を取得することが可能です。

 

いかがでしたでしょうか。

建築士は、高度な専門知識と技術が伴う一方で、強くやりがいや魅力を感じられる仕事だということがわかります。建築士の道を目指したいという方は、建築系学科のある学校に通い、建築の基礎から学び始めるとよいでしょう。

 

(参考:国土交通省HP『建築士に関するページ』より)

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