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受験生におすすめのスーパーフード「ウナギ」の旬は冬だった?

2023年02月01日

入試期間の真っ只中のこの時期、受験生やご家族の皆さんは体調管理に気が抜けない日々が続いているかと思います。

そこで今回は、疲労回復・免疫力アップ・記憶力向上に効果のある栄養素が含まれるスーパーフード!「ウナギ」について紹介します。

 

受験生におすすめの栄養食

感染症予防や集中力アップを助ける栄養素が含まれている「ウナギ」は、まさに受験生におすすめの栄養食といえます。

 

<ウナギに含まれている栄養素>

・免疫を強化するビタミンD

・記憶力・学習能力の向上に役立つDHAやEPA

・疲労回復に効果的なビタミンB群

他にも、粘膜を強くするビタミンAや強い抗酸化作用のあるビタミンEなども含まれています。

日本のソウルフード「ウナギ」

ウナギは、日本で昔からよく食べられている食材でした。

その歴史は古く、新石器時代の遺跡からもウナギの骨が発見されています。ウナギは江戸時代に爆発的に庶民の間に広まり、日本を代表する料理のひとつになりました。

 

江戸時代の初期には、ただ串に刺して焼くだけの料理だったといわれています。筒切りにしたり、小さいウナギは丸ごと串に刺したりしていました。味付けも、塩だけや、味噌や酢をつけて食べるなどシンプルなものでした。うなぎの串焼きは屋台などで軽食として人気があり、今とは違って、気軽に食べられる食材でした。

 

その後、ウナギをさばいて骨を取り除き、串を打つという調理法が登場します。そして、醤油やみりん、砂糖、酒といった調味料が庶民の間にも普及したことで、タレをつけて焼く、かば焼きのスタイルが誕生しました。江戸時代にはあちこちにうなぎ屋が存在するようになり、「江戸前大蒲焼番付」という現代のグルメランキングのような物も残されています。江戸前とは、江戸の前面にある海で獲れたという意味です。ウナギの場合には、隅田川や深川近辺で獲れたウナギを江戸前と呼んでいました。江戸っ子たちは、ウナギは江戸前が美味しいと言い、それ以外のウナギとははっきり区別していたといいます。

「土用の丑の日にうなぎ!」は江戸時代の宣伝がきっかけ

今では、土用の丑の日と言えば夏のイメージですが、「土用」とは五行思想に基づく季節の変わり目のことで、四季の四立(立春、立夏、立秋、立冬)の直前の約18日間を指すため、「土用」は夏以外にも春・秋・冬にもあります。それぞれ季節の変わり目にあたるので、体に良いものを食べて体調を整える習わしがありました。

 

では、なぜ夏の土用の丑の日にだけウナギを食べるようになったのでしょうか?

これは江戸時代の科学者であった「平賀源内(ひらがげんない)」という人物のエピソードに由来します。

 

平賀源内は当時「電気ウナギ」に関する実験をしており、うなぎ店の店主とも親しくしていました。この頃、脂があまりのっていない「夏のウナギ」はおいしくないといわれおり、夏にウナギが売れずに困っていた店主に相談を受けた平賀源内が、「ウナギは滋養強壮に良いので夏にぴったりである」といった内容の看板を店頭に出したところ、大ヒット。夏にウナギが売れるようになり、これが現代にも受け継がれて“体調を崩しやすい夏の土用丑の日にウナギを食べる”という習慣になって残っています。

 

江戸時代の人が仕掛けたマーケティングが、数百年後の現代にまで影響を及ぼしているとは、平賀源内は稀代の広告プランナーといえるかもしれませんね。

 

こうして、夏に盛んに食べられるようになったウナギですが、天然ウナギの旬は、実は冬の時期です。

天然ウナギは冬が旬

天然ウナギは、5月頃から獲れはじめ、冬眠に入る12月には漁が終了するので、旬は秋から冬にかけての時期です。水温が下がり始める10月頃からは冬眠に備えて栄養を蓄えるので脂が乗ります。また、川や湖で数年かけて成長し、産卵のために川を下り出す「下りウナギ」が美味とされています。

 

ウナギは深海で誕生して、少しずつ大きくなり、やがて体長5cm程度のシラスウナギに成長します。シラスウナギは群れになって、沿岸を目指して回遊します。

 

これを捕獲して大人になるまで育てたのが養殖ウナギです。温度管理がされた場所で、食べ頃になる時期を調整しながら養殖しているので、基本的には一年中おいしいウナギを食べることができます。

 

夏の土用の丑の日にウナギを食べる習慣ができてから、この時期に集中して出荷量を増やすため、出荷時期に合わせて餌の量などを調整しているので、養殖ウナギは夏が旬であるともいえます。

 

近年では、スーパーなどに出回っているウナギのほとんどは養殖ウナギだと思いますが、天然ウナギは養殖物と比べて運動量が多いので、身に適度な弾力があり、小骨もやわらかくて気にならないといわれています。機会があれば、江戸時代の人が食べていたであろう天然ウナギを食べたいですね。

 

ここまで、栄養価や旬の時期など、ウナギについて紹介してきましたが、最後に、ウナギより簡単に食生活に取り入れられる、受験生の疲労回復におすすめの食品を紹介します。

受験生のストレス・疲労対策におすすめ!

ビタミンCは、ストレス対策や疲労回復に効果を期待できるとされている栄養素です。

ビタミンCは水溶性のビタミンで、体内に留まる時間が短いので、毎日摂取するのが理想です。リラックス効果や美容にも効果があるため、女性にもおすすめの成分です。

 

一般的にビタミンCが大量に含まれている食べ物としてはレモンが挙げられますが、ブロッコリーは更に多くの栄養が含まれています。他にも、ビタミンCは菜の花や芽キャベツなどの野菜にも含まれていますので、免疫力アップのためにも、その季節の旬の野菜を積極的に摂取しましょう。

 

この時期とくに、受験生やご家族の皆さんは強いストレスに晒されているかと思いますので、旬の食材や栄養価の高い食品を食べて、ストレスケアを心掛け、入試期間を乗り切ってください。

 

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