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第5回T.U.先生英単語講座

2023年04月28日

第5回は『守る【protect/guard/defend/secure】
の違いです。
① protectは「守る」「保護する」という意味の最も一般的な語です。
危害を受けることを防ぐために「前面を覆う」ことですから、事前に手を打って危険を避け安全な状態にすることを暗示させます
つまり「保護する」ことです。

 

例文
She protected her face from the sun with a hat.

彼女は帽子で日差しから顔を守った。

 guardは、現実の危険や将来起り得る危険に対して細心の注意払って守ること、 警備することです。語源は「注意して見る」ことなので、守る対象となる人や物のそばにいることを暗示させます。つまり「見張る」ことですね。
「警備員」は a security guard といいます。
例文
The dog guarded the house when no one was home.
家に誰もいない時に犬が家を守った。
 defendは敵の攻撃や危害など直前の危険から力ずくで守ることを強調する語です。攻撃か

らの防御です。
日本の自衛隊は Self-Defense Forces となります。

例文

When the dog attacked me, I defended myself with a stick.
犬に襲われた時、私は棒で身を守った。
武器での防御を言っているのでdefendを使います。
 secureは、「確保する」の意味でよく使われ、「守る」の意味では、攻撃・危害・損失から国や組織、人、システムなどを守ることです。
名詞形の security を考えれば、「安全」、「治安」、「警備」のイメージが持てると思います。心配から離すイメージです。
例文
Some measures are needed to secure the building against further damage.
更なる損傷からその建物を守る策が必要だ。
こちらも身近な単語ばかりです。
しっかり使い分けしましょう。
藤枝駅前校 T.U.先生
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