勉強をしていて『わからない』という状況になることは誰でも経験することだと思います。
毎日、生徒にいろいろ教える中で、初めて習う内容や習ったけれどもわからない内容、あるいは問題の解き方などを説明しています。その時、いつも考えていることは、わからないものをわかるようにするにはどのようにすればよいのかです。経験上、わからないことの中身を詳しく考えると様々な要因があります。今回は二つあげます。
ひとつは「何となく問題文を読んでしまう」ということです。問題を読むときに、読み流してしまい、問題文が何を言っているのか意味がわからないと感じてしまう。これを防ぐには、書かれている言葉の意味を明確にすることが必要です。ひとつひとつの言葉を読み飛ばさずに文として何を意味しているかを理解する。数学なら、表や図などメモを取りながら理解につなげることを練習してみてください。理解できるようになるかもしれません。
もうひとつは、言葉の意味をそもそも忘れてしまっていたり、覚えていないことからでてくるわからない状況です。例えば「10%の食塩水200gがある。・・・」という問題文の百分率や濃度の意味が理解できていなければ、これに続く問題文がどのような状況かは理解できません。また、「直線mに関して、点Aと対称な点Bを・・・」という問題の「直線mに関して」の意味がわからなければ、点Aと点Bがどこにあるのかがわかりません。問題練習をする中で、わからない言葉や表現があったら、そのたびに言葉が指す内容を覚えていけば、徐々に問題は解けるようになると思います。
普段勉強をして、わからないと感じることはあっても、ひとりでは中々「何がわからないのかがわからない」とくに、わからん!と頭に血が上ってしまうと、更にわからなくなりますしなかなか大変です。今回は二つ例を上げましたが、他にもいろいろあると思います。ひとつでも「わからない」が「わかる」に変わることを願っております。
藤枝駅前校 番頭先生
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