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『湿気たお菓子を復活させる方法』
2023年06月16日
ジメジメする季節ですね。
先日、娘が食べかけのポテトチップスを食べようとしたら、『美味しくない!』と怒っていました。・・・なんと開封後たった2日で、湿気でポテチがフニャフニャになっていたんです。
そこですぐ100均に行き、食品の湿気を取り除く『シリカゲル食品用乾燥剤』を購入し、ポテチの袋の中に入れて2日間放置してみました。
その結果は・・・なんと、開封直後のようなパリパリなポテチに大変身!
そこで娘から質問。
『乾燥剤は最初は青色だったのに、何で赤色に変わったの?』
さて皆さん、何故だか分かりますか?
それでは答えです。
乾燥剤(シリカゲル)はもともと透明なのですが、このブルーのシリカゲルは、塩化コバルトで着色されています。そしてこのコバルトが水に触れると、青から赤に変わるのです。具体的には、『ヘキサアクアコバルト(Ⅱ)イオン』というイオンが生じます。このイオンが赤色なんですね。
中学1年生の理科で『塩化コバルト紙に水がつくと赤くなる』と習ったと思いますが、まさにそれなんです。
空気中の湿気を吸収することで色が変わり、目で見て吸湿状態を確認できるなんて、よくできていますね。湿気やすいこの梅雨の時期、乾燥剤は食品の劣化を防ぐのにとても役立ちますよ。
娘は今日も美味しくポテチを食べています♪
藤枝駅前校 パワフル先生