「工夫して計算をしなさい」という問題が小学生や中学生の算数・数学のテストで出ます。
テストでは、考え方を書かないと採点者に思考過程が伝わらないので、面倒でもしっかりと計算過程を書かなければなりません。ただ、普通に計算問題を解くときは数式と答えがあっていればよいのですから、途中の計算は時間をかけずに正確に解きましょう。今回は計算を素早く解くために必要な心構えについて書きます。
一例として、28×75を考えます。この計算をするとき普通は筆算をします。では、筆算を使わないで素早く解くときどのように考えるのでしょうか。式を見て特徴をとらえると、75の1の位は5です。5は偶数を掛けると1の位は0に変わります。もう一つの数字は28で偶数ですから、75の1の位は0に変わります。具体的には、28=4×7で4×75=300ですから、28×75 =7×300= 2100ですね。
簡単な例を上げましたが、普通の数字の計算はもちろん、文字式や方程式の計算やかなり複雑な計算でも意識することは同じです。大切な事は式を見たらすぐ計算に入るのではなく、瞬間的にことです。先にあげた小中学生での計算の工夫など、知っている知識は全て使うという心がけが必要なのです。
式の特徴を見る鍛錬を積むと計算の時間短縮につながります。瞬間的に式の特徴をとらえて素早く計算をすることは大学入試などでも使う基礎的な考えになります。数学だけではなく化学や物理など普段の問題を解く中で練習してみてください。
藤枝駅前校 番頭先生
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