暑くて勉強できないとき、心強い味方はエアコンですね。塾や図書館では自由に調整するわけにはいきませんが、自分の部屋だったら好き勝手に部屋の温度を決められます。夏の頃みなさんはエアコンを何度に設定して勉強していますか?なかには寒いくらいに温度を下げている人もいるでしょう。しかし涼しければそれでいいというものではありません。勉強に最適な温度というものがあるのです。
研究によれば夏なら25℃くらいが勉強に最適な温度とされています。ちなみに冬ならもう少し低くなります。これは季節的な体感温度の違いによるものです。もちろん性別や体型などの個人差もあります。
ここで注意したいのは、エアコンは温度ばかりでなく、他の要因でも身体に影響を与えてしまう点です。これを知っておかないと、エアコンを使うことで勉強に悪影響を与えているかもしれません。
エアコンを使ったとき湿度が低下します。湿度にも最適な値があります。夏の頃なら室温が20℃前後で40から50%、冬なら室温が25℃前後で50%から60%ぐらいが最適な湿度とされています。もし極端に湿度が低下すれば身体的に困ったことがおきます。
勉強や仕事に集中しているとき、まばたきの回数が減ります。それに加え空気が乾燥している状態ではドライアイが起きやすくなります。ドライアイになると目が疲れやすくなり、勉強の効率を落としてしまうのです。
またエアコンによる温度変化も注意が必要です。エアコンによって最適な温度に部屋を保っていたとしても、ずっとその中にいるわけにはいきません。真夏なら家から一歩外に出れば生命に危険なほどの暑さに襲われます。そしてまたエアコンが効いた建物の中に入ると、今度は汗ばんだ肌に冷気があたって急激に体温が下がります。この繰り返しが身体の疲労をもたらします。夏の昼間やたらと眠くなるときがありますね。これはただ暑いからだけではないようです。
このようにエアコンは勉強に適した環境を提供してくれるばかりでなく、勉強に悪影響も与えてしまうこともあるのです。エアコンを使うときはそのような点にも十分注意して勉強の効率を上げていきましょう。
教師Mより
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