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反応エンタルピー
2023年09月08日
こんにちは！
本日は、直近にあった出来ごとを書きたいと思います。
つい先日、高校2年生の理系の生徒さんの化学を指導した時のことでした。反応エンタルピー！という言葉が、高校化学で初めて出てきました。『高大接続』の観点からで、世界的にみても日本の高校化学だけの特殊な書き方だったようです。
現高校3年生までは、(2023年度現在)『熱化学方程式』という単元でした。熱化学方程式は、化学反応式を『＝』で結び、発熱反応ならば式に直接『＋』でエネルギーを書き加えていました。しかし、新課程の化学では、おおまかに言うと、『＝』ではなく、通常の反応式のように『→』を書いたあと、『⊿H＝』の後ろに、エネルギーを書き込みます。しかし、ここで今までと大きく違うのが、発熱反応のときは、『＋』ではなく『－』になるんです。30年以上熱化学方程式は続いてきましたがようやく変わります。わたくしなどは、慣れるまでは大変ですが、時代の変化に合わせ、高校化学も変化した感じなんですね。
今後、様々な教科で変化があります。受験情報には常に注意が必要となりますね！！
浜松駅南口校 漱石枕流先生
