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西洋思想への入門

2023年10月20日

西洋思想への入門

 

皆さん、こんにちは、10月初旬、朝晩は涼しくなりましたが、日中はまだまだ秋暑しですね。今週は服装選びの話題で盛り上がるテスト週間になりました。

今日は、そんなファッションとは一見無縁そうな哲学のお話です。共通テストで倫理、倫政受験者はもちろん世界史や現代文でも登場する近現代西洋哲学の理論を紹介していきます。

 

 

  1. ヘーゲルの人倫

ヘーゲルは共同体(社会)の中に制度や組織がなければならないと考え、自由を求める人間の精神(成長した理性)が生み出した制度を法と捉えています。客観的な法とそれを否定する道徳が対立しながら、統合されるあり方を「人倫(倫理)」と呼んでいます。この考え方の基盤になっているのが弁証法(正→反→合)です。

 

  1. マルクスの資本主義批判

マルクスは物質的な生活や条件の変化が、精神的な営みの変化を生み出すため、物質や経済や社会の状況が土台となり、法律や宗教、哲学、科学を規定されると考

 

えました。生産力に見合うように生産関係が変革され、新しい社会に発展していくこという考えは、労働は本来、人間が生産する喜びを通じて行われるが、生産物だけでなく、労働者自身が商品化される不幸が生まれるような社会は崩壊すると訴えました。

 

3.ニーチェの「理性」と「身体」の関係

ニーチェは著者で根源的な自己としての身体が、自我を主張する精神としての理性を支配していると主張しました。キリスト教に由来した真理の存在を疑うことは、生きる価値や目標を喪失してしまうと考えました。そのため、自己肯定に基づく強い道徳で思いどおりにならない人生を現実逃避せず、生きることそれじたい(地上)から充足を得よと説きました。

(参考:試験に出る哲学 斎藤哲也著)

 

 

今回は19世紀の哲学者が中心になりました。哲学の観点からファッションを議論することもおもしろそうですね。また機会があれば、考え方そのものをお伝えしていきたいです。

さて、いよいよ大学推薦入試が本格的にスタートしました。これからほぼ毎週模擬試験も行われていきます。体調管理に気を付けて、本番に備えていきたいところ、引き続き一緒に頑張っていきましょう。

 

沼津事務局K.K

 

 

 

 

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