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『ね、うし、とら、ネコ??』
2024年01月05日
新年明けましておめでとうございます。
本年もKATEKYOをよろしくお願いいたします。
令和6年は辰年ですね。さて、この『干支』ですが、中国を始まりとし、東南アジアやロシア・インド・アラビア半島の方まで、広い地域に伝わりました。その中でその国の文化などに合わせ、動物が変更されていきました。日本では干支の最後は『イノシシ』ですが、元々は『ブタ』だったんですよ。そして、ロシアやタイ・ベトナムなどでは、『ウサギ』が『ネコ』に変えられたんです。日本では、ネコはネズミに騙されて十二支に加わることができなかったとされていますが、これらの国のネコは騙されずにすんだようですね!
さてこの干支ですが、正確には『十干十二支』(じっかんじゅうにし)と言い、12匹の動物『十二支』の前に、更に10種類の『十干』というものがくっつきます。
十干は、『甲(こう)乙(おつ)丙(へい)丁(てい)戊(ぼ)己(き)庚(こう)辛(しん)壬(じん)癸(き)』
十二支は、『子(ね)・丑(うし)・寅(とら)・卯(う)・辰(たつ)・巳(み)・午(うま)・未(ひつじ)・申(さる)・酉(とり)・戌(いぬ)・亥(い)』
です。『十干十二支』から『十』と『十二』を取り除くと、聞き覚えのある『干支』になります。
この十干と十二支の組み合わせですが、甲子園球場が完成した1924年(大正13年)は十干が『甲』、十二支が『子』の年だったので、甲子園、という名が付きました。
また歴史の教科書で習った、壬申の乱(じんしんのらん)、戊辰戦争(ぼしんせんそう)、甲午農民戦争(こうごのうみんせんそう)、辛亥革命(しんがいかくめい)なども、その年の十干十二支から来ているんですね。
ちなみに2024年の十干十二支は、『甲辰(きのえたつ)』となります。
令和6年、皆様にとって素敵な1年となりますように。今年のKATEKYOも熱いです!
藤枝駅前校 パワフル先生