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『受験におけるギャップ』
2024年05月31日
こんにちは!
本日は、親世代と今の受験生世代の大学の偏差値、及び大学入試のギャップについて書いてみようと思います。わたくしは現在アラフィフで、父は80歳代半ばですが、その父がまだ受験生だった約70年程前は、地方の国公立大学の方が、早慶上智大学よりも難しかったと聞いて驚いたのを今でも覚えています。実際、1960年代では、確かに地方国公立大学(金岡千広レベル)の方が、早稲田大学よりも偏差値が高い状態でした。このように、世代間で偏差値、または受験に関してのギャップがあるのは事実です。では、2023年現在、どのようなギャップがあるか、少しだけ書いてみようと思います。
この場合のギャップとは、現在の受験生と、その親世代と想定されるアラフィフ世代でのギャップです。細かく書くと多く挙げられますが、大きく3つ挙げてみます。
①センター試験と共通テストの難易度差
②女子大学全般
③私立大学医学部の3つは、特に著しいギャップがあると思われます。
①に関しては、全体的にセンター試験よりも共通テストの方が難化しています。ですから、親世代が思うよりも簡単に(センターの頃のように)共通テストは短期間に点数を上げにくいのが現状です。このような理由から、お父様、お母様方は「2、3ヶ月集中して勉強すれば点数が上がるのでは?」というようなことは言わないであげて下さい。
②に関しては、全体的に偏差値が下がっており、逆に③に関しては偏差値が上がっています。今後20年後にどのような傾向になっているか予想しにくいですが、少なくとも今現在はこのようなギャップがあります。ぜひ、ご参考になればと思い、書かせていただきました。
浜松駅南口校 漱石枕流先生