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高校入試対策<歴史記述編#2>
2024年05月24日
みなさんこんにちは。本日は先週からお送りしました高校入試歴史記述対策の後半戦です。思考の問題は近年ますます増加・難化傾向にあります。今のうちからしっかり対策をして万全の体制で入試にのぞみましょう!
KATEKYOはいつでも皆さんの味方です!
浜松駅南口校 共闘先生
問題番号横の◎〇△の記号は頻度(重要度)を3段階に分けてあります。
◎…よく出る!!
〇…出る!!
△…頻度は低めでやや難しい問題
問題編<江戸~昭和>
<江戸時代>
- △武家諸法度にはどのようなことが定められているか?1つ答えよ。
- △親藩,譜代,外様大名はそれぞれどのような場所に置かれているか?
- ◎参勤交代について説明しなさい。また参勤交代が大名の統制に有効であった理由は?
- 〇家康が初めは黙認していたキリスト教を禁止した理由は?
- △島原天草一揆の後、幕府はどのような鎖国政策を行ったのか?
「オランダ人」「中国人」「ポルトガル船」の語句を用いて答えなさい。
- △絵踏が行われた理由は?
- △鎖国中、朝鮮との交流は続いた。幕府と朝鮮の間でどのような交流が行われていたのか?
- 〇享保の改革,寛政の改革,天保の改革についてそれぞれ簡単に説明しなさい。
- △享保の改革の頃から耕地面積が増え、収穫高も増えている。それはなぜか?
- △百姓一揆と大きなききんが起こった時期の関係を答えなさい。
- △19世紀初め、外国船が頻繁に現れるようになった時の幕府の対応策は?
- △工場制手工業と呼ばれる新しい生産方法について説明しなさい。
- 〇ペリーが日本に来た理由は?
- ◎日米修好通商条約が日本にとって不利な条約であったのはなぜか?
- △薩長同盟によってどのような動きが高まったか?
<明治時代>
- △版籍奉還と廃藩置県を行った共通の目的は何か?
- ◎地租改正を行った目的とその内容は?
- △殖産興業について説明しなさい。
- 〇文明開化とよばれた明治時代の具体的な変化を1つ答えなさい。
- 〇板垣退助らが批判した当時の政府の状況を説明しなさい。
- ◎大日本帝国憲法はドイツ(プロイセン)の憲法を参考にして作られた。その理由は?
- △大日本帝国憲法で国民に認められていた権利の制約とは?
- ◎大日本帝国憲法発布の翌年(1890年)に行われた総選挙で、選挙権はどのような人に与えられたのか?
- △ノルマントン号事件でイギリスの船長らに軽い刑罰しか与えられなかった理由は?
- △日清戦争後、下関条約が結ばれるとロシアはドイツ,フランスとともに日本に対して
どのような要求をしたか。
- △日本国民の間では日露戦争後のポーツマス条約の内容に不満が高まった。その理由は?
<大正時代>
- △日本が第一次世界大戦に参戦した理由は?
- △第一次世界大戦中に日本の輸出が輸入を上回った理由は?
- △米騒動が起きた理由は?
- ◎1925年普通選挙法が成立する。このとき選挙権はどのような人に与えられたのか?
- △ルーズベルト大統領が行ったニューディール政策とはどのような政策か?
- △イギリスがとったブロック経済について説明しなさい。
<昭和時代>
- △太平洋戦争時、沖縄の多くの住民が犠牲となった理由は?
- ◎1945年日本国憲法が成立し、選挙権はどのような人に与えられたのか?
- ◎日本国憲法三大原則とは?
- ◎大日本帝国憲法から日本国憲法で主権はどのように変化したか?
- 〇農地改革とはどのような政策か?
解答編<江戸~昭和>
<江戸時代>
- 幕府に無断で城を修理することを禁止している。
幕府に無断で結婚することを禁止している。
- 親藩や譜代大名は江戸の近くや重要な場所に置かれ、
外様大名は江戸から遠い所に置かれた。
- 1年おきに江戸と領地を行き来させる。
江戸での生活費や、領地との往復に費用がかかるから。
- キリスト教の信者が幕府に反抗するのを恐れたから。
- 幕府はポルトガル船の来航を禁じ、オランダ人と中国人だけに長崎での貿易を許可した。
- キリスト教の信者でないことを確認するため。
- 日本の将軍が変わるごとに通信使が来た。
- 享保の改革‥徳川吉宗 公事方御定書を裁判の基準とした。新田開発 目安箱の設置
寛政の改革‥松平定信 飢饉に備えて米を蓄えさせた。 朱子学を学ばせた。
天保の改革‥水野忠邦 株仲間を解散させた。
- 新田開発が行われ、千歯こきや備中ぐわが発明され生産性が向上したから。
- 大きな飢饉が起こった時に百姓一揆の発生件数が増えている。
- 外国船打払令を出して、鎖国を守ろうとした。
- 働き手を1つの仕事場に集め、作業を分担させる。
- 日本を開国させること
- 関税自主権がなく治外法権を認めていたから。
関税自主権:輸入品の関税率を決める権利。
治外法権:外国人が日本で罪を犯しても、日本で外国人を裁くことができない。
- 倒幕の動きが高まった
<明治時代>
- 全国の人民と土地を明治政府が直接支配する。
- 税収を安定させるため、地価の3%を土地所有者に現金で納めさせた。
- お雇い外国人の指導のもと、欧米の技術や機械を取り入れ、近代産業の育成を目指す政策。
- レンガ造りの建物,ガス灯,人力車,洋服,など。
- 一部の藩出身の者だけが政治の実権を握っている状況。
- 君主権が強かったから。
- 法律の範囲内で権利が認められていた
- 直接国税15円以上を納める25歳以上の男子。
- 領事裁判権(治外法権)を認めていたから
- 遼東半島を清に返還すること。
- 多くの犠牲者が出たのに、賠償金が得られなかったから。
<大正時代>
- 日英同盟を結んでいたから。
- ヨーロッパは戦争中で、船などの物資が不足し必要となったから。
- シベリア出兵をみこした商人が米を買い占めたため、米の値段が上がったから。
- 満25歳以上の男子。
- 失業者を助けるために公共事業を起こしたり、労働者の賃金を上げるなどして
景気回復をはかった政策。
- 他国の商品に高い関税をかけて他国の商品をしめ出し、植民地との貿易を拡大する政策。
<昭和時代>
- 沖縄が戦場となったから。
- 満20歳以上の男女。
- 国民主権 基本的人権の尊重 平和主義
- 主権は天皇から国民に変わった。
- 地主の土地を政府が買い上げて小作人に安く与え、自作農を増やす政策。