テストや入試では会場の時計が見にくいことやそもそも無いことが想定されます。ですから、自分で時計を持っていくことが当たり前になっています。ではどのような時計がいいのでしょうか。

腕時計は、大きく分けてアナログ式とデジタル式の2種類の時計があります。一般的にはアナログ式の時計のほうが直感的に試験の残り時間がわかるので試験に有利であると言われます。しかし、普段からG-SHOCKなどのデジタル時計に慣れているようでしたらそちらでも構いません。使い慣れている時計が一番だと思います。

また、時計はバネの力で動く機械式の時計と水晶に電圧をかけて正確な1秒を作り出す電池式の時計（クオーツ・Quartz）があります。これらについては、電池式のほうが1日あたりの誤差が小さいことが知られています。機械式時計の1日あたりの誤差は±15〜20秒以内です。ちなみに電池式の時計は月に±30秒程度になります。1日あたりにすれば±1秒ですから、この点のみから考えれば圧倒的に電池式が良いことになります。さらに言えば、電波時計なら誤差はありません。とはいえテスト前日や当日に時間を合わせるならこの誤差も関係なくなります。ゆえに好きな時計を選ぶのが良いことになります。

気をつけなければいけないのは、試験場に持ち込めない時計があるということです。大学入試センターの要項を見ると、そもそもスマートウォッチなどの通信機能のついている時計や電卓機能がついている物は使用禁止です。また、音が出るものも禁止になっているので、アラーム機能がある時計は音が出ないようにしておきましょう。

結論として、時計は見やすくシンプルな物が一番ということになります。アナログでもデジタルでも構いません。好きなものを選び普段から利用し慣れておくことが一番だと思います。時間が合っているかどうかを試験の前日までに確認しておきましょう。

検索してみるとカシオのサイトが見つかりました。参考にどうぞ。

→共通テスト・大学受験ではどんな腕時計が良い？受験生におすすめの腕時計6選 | CASIO

藤枝駅前校　番頭先生