入試において漢字の「とめ・はね・はらい」はどこまで気をつけなければいけないのかと言われれば、他の字に見えなければ丸になるよと答えます。この「他の字に見えない」ことがとても大切なのです。

模擬試験の採点をすると漢字の間違いや平仮名の間違い、あるいは数字の間違いを見ます。漢字の間違いはは「はね・とめ・はらい」では無く、漢字の中の「目」が1本足りずに「日」になっているなどの間違いです。平仮名については「い」が「り」になっていたり「わ」が「乃」に見えたりという間違い。数字については「０」と「６」の区別などです。

入試などのテストについて「文字を書く」という作業を考えると、普段から文字を書き慣れていないと、書く時間が遅いために問題を解ききれないという事につながります。普段から見やすい字を書くという練習を積み、字を書くことに慣れることは、筆記試験において最低限の努力といえるでしょう。

話が逸れました。字を書くときはいつも自分以外の人が間違いなく読める字を書くことを意識すると良いでしょう。このとき、綺麗な字ではなく、読み間違えない字を書くことに気をつけましょう。

（藤枝駅前校　番頭先生）

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