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成績の伸び悩んでいる人へ~繰り返し勉強の功罪~
2025年10月31日
それなりに時間を使って勉強しているのに、全く成績が伸びなくて悩んでいる人は多いと思います。そんなときは、一旦立ち止まって、今までの勉強方法を見直してみる必要があるかもしれません。

「繰り返す」勉強が効果を出さない理由
一般的に何度も「繰り返す」勉強はいいとされています。しかし、ただ単に「繰り返すだけ」では思っているほど効果が上がらない場合があります。
例えば、「教科書は何度も繰り返して読めばいい」とされていますが、同じ文章を何度も繰り返し読むうちに次第に慣れてしまい、いつしか内容を理解せずに、ただ読んでいるだけになっているときがあります。
また慣れてしまうとスラスラと読めるので、理解できていないのに理解できたような錯覚を起こしてしまいます。この錯覚が「勉強している」気分にさせてしまいます。この錯覚には十分注意しなければなりません。
問題集の「繰り返し」にも落とし穴がある
同様に「問題集は何冊もやるのではなく、同じ問題集を繰り返し解くほうがいい」というものがあります。これもただ繰り返すだけでは意味がありません。 一度解いた問題は答えを覚えてしまっているので解きやすくなって
決して「繰り返す勉強」が悪いのではありません。どのように繰り返すのか、その方法が大切なのです。
教科書の使い方を変えてみよう
最初は授業に従って教科書の内容を理解しますが、
従って復習のために数学の教科書を読み直す場合、
しかし、常に最初から読み直していると、
このように同じ教科書を繰り返して読むにしても、使う観点を変えながら利用するようにします。
勉強時間ではなく成果を意識する
客観的な視点を取り入れる
一度身についた勉強法は、自分だけではなかなか変えられないものです。
信頼できるチューターに客観的に見てもらい、アドバイスを受けるのも効果的な方法です。
・「繰り返すだけ」の勉強では伸びない
・教科書の使い方を工夫しよう
・時間より成果を重視する
・他者の視点で勉強法を見直す


