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「動物の素晴らしい能力 ④イモリ 第四回」

2025年12月26日

皆さん4回目はイモリの能力を紹介します。
イモリなどの両生類は脚やあごがちぎれても元に戻り、心臓や脳、目の一部を切り取っても再生します。
多くの両生類は子ども(幼生)のころは高い再生能力があっても、変態して体の仕組みや姿形が変わると能力を失ってしまうのです。
例えば、オタマジャクシは生えてきた脚を切っても元に戻るが、カエルになってしまうと、こぶのような肉の塊ができるだけで脚として再生されるわけではありません。
しかしイモリは、他の動物と違って大人になっても再生能力は低下せず、変態後も何度も再生できるのです。
イモリの脚を切ると、イボのような「再生芽(が)」ができ、そこから新しい脚がニョキニョキと生えてきます。外見の変化は大人も子どもも同じですが、その中で起きていることは違う様です。
子どものイモリの体には、幹細胞と呼ぶ特殊な細胞があちこちに存在し、それぞれ筋肉や骨など決まった種類の細胞になります。これらの幹細胞が傷口付近に集まって筋肉や骨などの細胞に変わり、脚が再生するのです。オタマジャクシやアホロートルでもほぼ同じ仕組みとなっています
一方、大人のイモリでは、切断という刺激をきっかけに遺伝子の働きが変化し、脱分化が起きています。iPS細胞は複数の遺伝子を導入することで脱分化を起こし、あらゆる組織や臓器に変化できる能力を持ちますが、大人のイモリの体内ではこれと似た現象が起きているようです。
このような素晴らしい能力が医学の再生医療分野で人間に応用できるようになれば、事故や病気などで衰えた体の組織・臓器を修復できるようになると期待されています。
興味ある方は大学で研究してはいかがですか?
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