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ひとり、ふたり...
2019年01月11日
先日、4歳の娘が、人数を数えるときに言った言葉。
「ひとり、ふたり、さんとり」…思わず微笑んでしまいました。
ところで、「ひとり、ふたり、」の次は、何故「さんにん、よにん、」と数え
るのでしょうか?それが何故かはまだよく分かっていないのですが、実は明治
時代頃までは次のように数えられていました。
「ひとり、ふたり、みたり、よたり、いつたり、むたり、ななたり、やたり、
ここのたり、とたり」
この数え方は、なんと今から1300年前の日本最古の歴史書、『日本書紀』でも
既に使われていました。今現在でも、ご年配の方で使用されている方もいらっ
しゃるようです。ちなみに「ひとり」は、ひと+たり→ひとり、「ふたり」は
、ふた+たり→ふたりと変化したそうです。
言葉って、時代とともにどんどん変化していくのですね。『貴様』(きさま)
や『御前』(おまえ)も、もともとは相手を敬う言葉でした。また、『サボる
』(サボタージュをする)、『メモる』(メモをとる)、『ミスる』(ミスを
する)、『ハモる』(ハーモニーを生み出す)などの言葉は、いったい誰が最
初に使い始めたのでしょうか。作文で禁止されている「ら抜き言葉」も、30年
後くらいには正式な日本語になっているかもしれませんね。
さて最後に一つ、お願いがあります。
まず、1から10まで数字を数えてみてください。
次に、10から1までカウントダウンしてみてください。
「イチ、ニ、サン、シ、ゴ、ロク、シチ、ハチ、キュウ、ジュウ」
と数えるのに、
「ジュウ、キュウ、ハチ、シチ、ロク、ゴ、シ、サン、ニ、イチ」
とカウントダウンしないのは、何故でしょうか?
答えを知っている方は、ぜひ僕のところにご連絡ください!
藤枝事務局所属: パワフル先生