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倍数の見分け方
2021年04月16日
倍数の見分け方についてです。
2の倍数 1の位が偶数になる数
3の倍数 各位の和が3の倍数になる数
4の倍数 下2桁が4の倍数になる数
5の倍数 1の位が0か5の数
6の倍数 2の倍数かつ3の倍数になる数
7の倍数 略
8の倍数 下3桁が8の倍数になる数
9の倍数 各位の和が9の倍数になる数
それぞれ例をあげて見てみます。ただし、 2の倍数と5の倍数は簡単に確認できますので、簡略化しました。
2の倍数
2で割り切れればいいです。 1の位だけ見て2の倍数であることを確認すればよいです。
3の倍数
591が3の倍数かどう確認します。
5+9+1=15 です。
15は3の倍数ですから、591は3の倍数です。
4の倍数
21756が4の倍数かどうか確認します。
下2桁(10の位と1の位)は56。
56÷4=14となり4割り切れるので、 21756は4の倍数です。
5の倍数
1の位が0か5であることを確認すればよいです。
6の倍数
1674が6の倍数かどうか確認します。
まず、1の位が4なので2の倍数。
また、1+6+7+4=18で18は3の倍数だから、 元の数は3の倍数。
よって、1674は2の倍数かつ3の倍数なので6の倍数です。
8の倍数
31752が8の倍数かどうか確認します。
下3桁(100の位と10の位と1の位)は752です。752÷ 8=94で8となり割り切れるので、31752は8の倍数です。
9の倍数
765432が9の倍数かどうか確認します。
7+6+5+4+3+2=27です。
27は9の倍数なので、765432は9の倍数です。
さて、7の倍数の確認方法です。手順が多いので、 そのまま7で割ったほうが早い場合がよくあります。
7の倍数
4105463005は7の倍数になるか。
まず、1の位から数を3桁ずつ区切ります。
4,105,463,005
3桁の数のカタマリを1つ飛ばしに足します。
4+463=467 と 105+005=110
出てきた2つの数の差を取ります。
467-110=357
この数を7で割り、割り切れれば7の倍数です。
357÷7=51
今回、割り切れたので、4105463005は7の倍数です。
ちなみに、 11の倍数と13の倍数は7の倍数の確認方法と同じです。 国内の上位中学受験で見かけます。
藤枝事務局 番頭先生