新着情報
新着・更新情報などをご案内します
中3理科は、女性必見!?
2021年11月05日
中学3年生の理科では、『酸とアルカリ・イオン』を学習します。酸性・アルカリ性の強さは、中に溶けている水素イオンの量で決まり、その強さはpH(ピーエイチ)と呼ばれるもので表わされます。
さて、酸性にはどのようなものがあるでしょうか。
まずは弱い酸の炭酸水。pHは5くらいです。
次にお酢。pH 3くらいです。
レモンはpH 2.3くらい。
有名な草津温泉はpH 2。
強い酸である塩酸がpH 1くらいです。
草津温泉ってかなり強い酸性なんですね。
しかし日本にはこれを更に上回る温泉があります。
それは、秋田県の『玉川温泉』です。pHはなんと1.2!日本一酸性の強い温泉で、人の胃液と同じくらいの強酸なんです。温泉に入ると、色んなところがヒリヒリします。肌の弱い方には適さない温泉です。強い酸の温泉は殺菌力が強く、ニキビや水虫などに効くことで有名です。
次に、アルカリ性にはどんなものがあるでしょうか。
まずは弱いアルカリの重曹。pHは8くらいです。
次に石鹸水。pH 10くらいです。
そして強いアルカリの水酸化ナトリウム水溶液は、pH 14くらいです。
えっ、日本一アルカリ性の強い温泉も知りたいって?
それではご紹介いたしましょう。
それは、長野県にある『白馬八方温泉』です。なんとpHは11.5! 超~『美肌の湯』なんですね。
ところでアルカリ性の温泉は、何故『美肌の湯』と言われるのでしょうか?
アルカリ性の温泉は少しとろみがあり、ぬるぬるすべすべ(通称・ぬるすべの湯)なのが特徴。
アルカリ性の温泉はたんぱく質を溶かして肌の古い角質を取り除いてくれるんです。だからお肌がツルツルになるんですね。さらに殺菌効果もあり、1日の疲れとともに肌もリフレッシュさせてくれる。最高の温泉です。
白馬八方温泉は、女性の味方ですね!
藤枝事務局 パワフル先生