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箱ひげ図(前編)
2022年06月10日
2021年度指導要領改訂により、新たに中学数学の範囲に箱ひげ図が加わりました。
今年の県学調や来年の高校入試で出題される可能性がありますので、今回は箱ひげ図について取り上げていきたいと思います。
まずは箱ひげ図で使われる用語について確認していきましょう。
① 範囲 …データの最大値-最小値
② 第1四分位数…データを小さい順に並べて25%の位置にある値
③ 中央値 …データを小さい順に並べて中央の位置にある値
④ 第3四分位数…データを大きい順に並べて25%の位置にある値
⑤ 四分位範囲 …第1四分位数-第3四分位数
箱ひげ図はデータのばらつきを表すグラフですので、箱ひげ図からは最頻値や平均値は分からないことが特徴として挙げられます。
それでは実際の問題を見てみましょう。
問題 下の図は10人ずつの3つのグループA,B,Cのテスト結果の箱ひげ図である。
この図から読み取れることがらとして正しいものをすべて選びなさい。
⑴ 点数の範囲が最も大きいのはCである。
② グループAとCの平均値は等しい。
③ 19点をとった生徒が、3つのグループA,B,C全てにいた。
④ グループBで11点未満の生徒の人数は,13点以上の生徒の約半分である。
解答は次週のブログに掲載します。
問題番号④の正答は私の解答と異なっていたので、みなさんよく考えてみてください。
浜松事務局 共闘先生