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形容詞の活用

2022年07月01日

古語の形容詞の活用は、ク活用とシク活用の2種類があります。

 ク活用とシク活用の見分け方は、「~なる」とつけると、すぐに分かります。

 

例 「高し」→「高くなる」 =ク活用

「美し」→「美しくなる」=シク活用

 

ここで、ク活用とシク活用の活用表を思い出してください。私は「(く)・から、く・かり、し、き・かる、けれ、かれ」と覚えているのですが、「(く)、く、し、き、けれ、○、から、かり、○、かる、○、かれ」と覚えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

これはク活用の活用です。シク活用の活用は覚えましたか。私は覚えていません。なぜなら、終止形以外の活用形の語頭に「し」を付ければシク活用になるからです。「(しく)・しから、しく・しかり、し、しき・しかる、しけれ、しかれ」という具合です。では、なぜ、ク活用とシク活用に分けているのか。それは、終止形が違うからです。もし、シク活用の形容詞「美し」の語幹を「美し」として、ク活用の活用表に当てはめると、終止形が「美しし」となってしまい、矛盾が生じます。そこで、ク活用とシク活用に分けて活用表が作られているのです。という説明を生徒さんにしたところ、「はぁ~、面倒臭い!」と言われてしまいました。面倒臭くても正確に説明をしようとするのが学問なんですよね。私は、その誠実さが嫌いではないと思っています。

 

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